がん患者の妻と生きていくこと

30代すい臓がん、絨毛がん経験者の妻と生活しています。人のありがたさを感じる10年でした!日々のケア等でコメントに回答はできないと思いますが、ご容赦くださいませm(__)m 私の気持ちを吐露することにお付き合いいただければ幸甚です。

お別れの儀

告別式でのあいさつのあと、お別れの儀ということで、棺を中心に据え置き、皆様に最後のお別れをしていただく場を設けさせていただきました。

ご焼香後もかなりの方が残っていただき、棺が皆様から頂戴したメッセージ、贈り物、花で埋め尽くされ、本当に妻にとって幸せな時間になったと思います。

バックナンバーには、ドリカムの「何度でも」をかけさせていただきました。3曲とも故人が大好きな曲で、故人の兄弟と私で選定しました。

皆様に故人が愛されている光景に加え、私共にかけていただいた慰労のお言葉、何より、闘病のサポートを当初から相談させていただいた数少ない方の顔を見ましたら、お恥ずかしながら涙が止まりませんでした。

荼毘にふすまで、耳は聞こえていると言います。まさに皆さんに囲まれて皆さんのお言葉に故人もさぞかし喜んだと思います。

出棺も酷暑の中、多数お見送りいただき、この場を借りて御礼申し上げます。

今は、私の実家にて後飾りとともに、骨壺が置かれ、遺影がこちらを見つめております。

8/27日曜日の四十九日儀式までこちらに安置し、同日よりお墓に入れます。

場所は、伊勢崎市日乃出町の雲晴院になります。


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最後に、今回は一般葬の形を取らなかったため、故人にお別れしたかったという方や、私の心配をしていただきつつ、本当は参加したかったが、参加することを控えたという方も多数いらっしゃるかと存じます。

故人への思いと、遺族への配慮を天秤にかけるようなことを皆様に強いてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。

ただ、故人が生前から、大掛かりな葬儀を望んでいなかったことや、額面通りではありますが、近親者設定で、その趣旨を組んで来てくれるという方に送別していただきたいという遺族感情も、どうかご理解賜ることができれば幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。